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  • 今は太陽光発電を導入すべき時期か?日本が向かう電力供給の未来

太陽光ブログ

日本の電力供給について国民全員の関心が高まったのは、東日本大震災とそれに伴う計画停電が実施された時期でしょう。日本全国で原発の安全性について議論が行われ、水力や火力だけでは必要な電力量を賄いきれない日本では、太陽光発電をはじめとするほかの発電方法が注目を集めました。

しかし現在では停電の心配も少なくなり、太陽光発電の価格が低下したという報道もされています。
すでに太陽光発電を導入すべき時期は過ぎたのでしょうか。ここでは日本の電力供給の今後と、太陽光発電導入すべきかどうかについて見ていきましょう。

太陽光バブルがはじけたといわれる理由は?

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太陽光発電は、二酸化炭素を排出することのないクリーンエネルギーです。
また、発電に必要な太陽光は、太陽が照りつけている限り自由に、無限に使うことができることから、政府が導入に力を入れてきました。

一般の家庭で発電した電力を、電力会社に買い取ってもらえる制度を導入したことで、太陽光発電は非常に魅力的なものと考えられ、一般の家庭にも普及しました。

しかし近年、電力の買取価格は低下しています。この事実が盛んに報道されたため、
「太陽光バブルがはじけた」という印象が強くなってしまったのです。

とはいえ、買取価格の低下は必ずしも太陽光発電という分野が廃れていくことを意味してはいません。
日本には限られた資源しかないという現状、そして政府が結んだ「パリ協定」にもとづき、温室効果ガスの削減を推し進めなければならない事情などを考えると、
政府としても「太陽光バブルがはじけたから、もうおしまい」にさせるわけにはいきません。

見直したい太陽光発電のメリット

太陽光発電を自宅に導入することのメリットは、電力の固定価格買取制度のほかにもあります。

これまでは電力会社から供給してもらっていた電力の一部を、太陽光発電システムで発電した電力で補えるため、電気料金の支出が少なくなるといえます。
そして、災害時や停電時には、「自立運転機能」を使って太陽光発電システムで発電した電力を使うことができます。

たとえ、電力の買取価格が引き下げられたとしても、これらのメリットが消えてなくなるわけではありません。

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太陽光バブルという言葉からは、太陽光発電を投資の一環と考える人が増えているイメージがあります。
確かに投資としても、賃貸経営などを行う場合に比べて初期費用が抑えられることや、メンテナンスの労力と費用が抑えられることなどメリットがあります。
また、土地を新たに購入しなくても、自宅の壁や車庫の屋根などに設備を置くことができるので、気軽に始められます。

ただ、「出力制御」という言葉が盛んに報道されたことで、太陽光発電の今後について心配する投資家もいます。
簡単に言えば、電力会社側が発電量を抑えるなどの対策を取っても、電力の需要量を上回る電力の供給が行われる状態となったとき、太陽光発電で生み出された電力の買い取りを抑制することができる、というルールです。
このルールがあることで、電力を買い取ってもらえない場合があり、収入が減少するのではと不安感を抱く投資家も増えたのです。

なお、このようなルールが設けられている理由として、太陽光発電設備の設置申請が一気に増えたという事情がありました。
しかし、設置設備認定だけが行われて設置が行われず稼働していない設備もあり、国は改正FIT法を施行して、未稼働の施設の整理を始めています。

日本の電力供給は今後どうなるのか?

現在、日本では原発の稼働についての議論が盛んになっています。
社会全体で節電について考えなければ、原発への依存度を減らすことできません。
地球環境のことも考えて、クリーンエネルギーの開発に取り組んでいく必要があるのです。太陽光発電の普及はそのひとつの手段といえます。

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日本の電力供給が不安定になったとき、ひとつの家庭内でみても困ることは多々あります。
停電すれば、家電製品はすべて使えなくなります。
もしも真夏や真冬などのエアコンが必要な時期に電力が供給されなくなれば、大人はなんとかやり過ごすことができても、子どもや赤ちゃんの負担は大変なものです。
この点、太陽光発電の自立運転機能を利用すれば、急場をしのぐことができます。

今後原子力発電所の廃炉に向けて、電気料金の値上げが見えています。
値上げ幅は確定ではないですが、太陽光発電による省エネ効果のメリットはどんどん大きくなっていくことが予想されています。

「電力の買取制度を利用できるかどうか」「買取価格が上がっているか、下がっているか」という点だけを考えるのではなく、
太陽光発電にはさまざまなメリットがあることを考えた上で、導入するかどうかを決めたいところです。